あたらしい時代
2016.02.16 | Daily
初女さんが亡くなられたと知ったのは2/4の立春の日だった。
熱で朦朧としている中友人からメールがあり、
熱い雫がはらはらと頰をつたった。
・・・
昨年の秋、どうしても初女さんに会いたくなって
森のイスキアに電話を入れた。
初女さんのことは数年前のku:nelで高山なおみさんが紹介されていた
中でしかあまり知らなくて、
映画も観ず、本も読んだこともなく、講演会も行ったことがなかったのに、
なぜだか秋に、急に、どうしても会っておかなければならないような気がした。
講演会は春までない。
それならば青森まで行くしかないと思った。
何度か電話をしたけれど繋がらず、
どうか春までお元気でいてください、と祈った。
そんなこともあって、メールを見た悲しみのあと、
やっぱりそうだったんだなぁ・・・という気持ちになり、
少し穏やかだった自分もいた。
そうして目を閉じ、降りてきたメッセージはこうだった。
ー これからは場所が癒しではないのです。
ー ひとりひとりが、癒しとなるのです。
ー あなたも。
ー 女性は皆、一番しあわせでなければなりません。
ー エネルギーを交換していきなさい。
初女さんに会えなかったのに、亡くなってすぐに会えた。
わたしたちは、いつだってシグナルを出すことができて、
こうして受け取ることができる。
ベッドの中でうなされたままだから、紙に書けないから、何度もメッセージを記憶した。
時代が切り替わったのだ、とはっきりとわかった。