あたらしい世界について
「ficel.さん、わたしが今はじめている活動は、誰かの真似のような気がするんです。
真似をしているわけではないのだけど、なんだか似ているし、こころが少しひっかかっていて
やりたいのにやるのが少し不安なんです。」
先日、ぽろりと話してくれたおんなの子の言葉。
そうだなぁ。
わたしもそんな時期がありました。
誰かの真似にならないように、自分らしさを出そうとあれやこれや考えて、
どこにもない世界を作りたいと思っていました。
きっと、活動を始めるひとは、少なからずこういう気持ちに一度はなるのかもしれません。
なぜなら、やはり誰かに影響をもらってスイッチが入り、活動を始めるからです。
わたしもたくさんの人の影響を受けて、今の活動をしています。
それは何も悪いことではないし、悩むことではないと今は思えています。
そのとき彼女に伝えたことは、こんな言葉でした。
「あなたが活動をはじめたことで、もうすでにやっている人たちは新しい場所(お役目)に行けるんだよ。
誰かが受け継いでくれることで(直接受け継いでいてもいなくても)、今までやってきた人は新しい場所を用意されるんだ。
もし今までやっている人がそのエネルギーを手放さなかった場合は、その人は次の場所に行けずずっとそのままだとおもうけれど。
でも、そのエネルギーの流れが、わからないけれど、アセンションと呼ばれるものなのかもしれないなって思う。
誰かの光が広がって、その光を受け取った人が光を放ってゆくこと。
(自分の役目に気づいて、その役目をやってゆくこと。その内容は大きなものからとてもささやかなことも含めて)
そうしたら、またあなたの光を受け取る人がいて、同じようなことを始める人が出てくるとおもう。
そしたらあなたは次の場所を用意されるんだ。
だから今は不安かもしれないけれど、自分がよいと思ってやることは絶対間違っていないし、
見えなくても誰かのためになっているし、今までやってきた人を新しい場所へ導く光になるんだよ。」
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これから自分のやりたかったことを始めるひとがどんどん増えてゆきます。。
楽しかったり、不安になったり、できないと思う出来事もあるかとおもいます。
けれど、この言葉を思い出して、迷いながらも細々とでも続けてほしいとおもいます。
それから、一番大切なのは、数年経って周りで同じようなことをはじめる人が増えてきたら、
どんどんあたらしい人にお任せして手放すこと。
ずっと自分のものだと抱えず、少しずつ変化させながら手放してゆくこと。
そうすることで、あたらしい世界へまた導かれます。
光(役目)は放つもので自分のものではないから。
・・・
わたしもまたあたらしい世界を用意されているのだとおもう。
そうして変化してゆくことを恐れずに、かろやかに、すすんでゆけたらいいなとおもいます。