sensitivity
2017.07.01 | Daily
昨年末から不思議な導きに誘われて、シュタイナーの世界に少しずつ入らせて頂いています。
今月はオイリュトミー、手仕事、水彩など、表現にフォーカスした教室に参加することができて、
本を読んでいたころより、体感するといろいろなことがカチッと繋がった気がします。
大人も入れるシュタイナーの会はまだ多くはないので、ご縁があってよかったです。
体験して感じていることは、どれも見えない感覚をからだで感じながら見えるかたちにすること。
そのはじまりは一人の世界であること。
そしてたくさんの人と同じことをすることで、まるで一緒に合わせているかのように見えること。
そのエネルギーに感受性が揺さぶられてこころがうごくこと。
(こう書くとSidheさんとのVoice of sense は同じことをしているのだなぁとしみじみ)
シュタイナーの表現は「療法」として使われているものもあるけれど、わたしには「美しさ」としてとらえています。
美しいものを眺めるだけでなく、身体を使って感じたとき、感受性がうごかされます。
魂は正直だから、ほんとうの美しさを感じとると自分の意思とは関係なく心がうごきます。
そのときの感覚が、外から見ればそれが「療法」のように見えるのかもしれません。
そうしてシュタイナーの源にある世界は今の大人たちにも必要なのだと改めて感じていて、
思い描くのはやっぱり、その先にある
” 人にしか表現できないもの ”をみたいということ。
今はまだうまく言葉にできないのですが、
心の美しさを自分の目で見て、感じて、育てることを、
いろいろな形で、わたしなりに少しずつお伝えできたらいいなと思っています。