後記

2016.05.25 | Event

 

 

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「光は私に向かって降り注ぎ

草葉は私を歓迎する拍手を鳴らしている」

木彫家 西浦裕太

 

 

– 記憶を巡る物語 –  にいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

 

TE HANDEL の加瀬さんのことを数年前に”柳のような人”と言葉にしました。

細くやわらかで、しなやかな強さを持つ人。

それは今もかわらずにいたのですが、

今回初めて加瀬さんが創り出す未来の姿をお聞きして、

その柳の根は地球のすみずみにまで張り巡らせていたことを知るのでした。

ほんとうのしあわせな世界を描くひと。

 

ご一緒した西浦裕太さんの木彫も、加瀬さんの紅茶も、ficel. の菓子も、

同じ世界をみつめていて、

記憶を辿ればきっとすべてのひとが同じなのだと思います。

 

 

ひとりでも見つかるかもしれない答を外にテーマを向けてから導きだす。

自分の見えている世界は自分のものだけれど、

自己完結させずにそこから浮かんでくる不思議な時間は

ことばにすることでその時間の糸が誰かと繋がるような気がするのです。

そうしてそれはずっと ficel. として、Un repas として

無意識にやってきたことなのだとここでまた繋がったのです。

 

 

 

TE HANDEL の夏のイベントにまたお誘い頂きました。

次回のテーマを聞いて、わくわくしています。

わたしにとってまたあたらしい世界。

詳細が決まりましたらお知らせいたします。