読書

2018.02.02 | Daily

 

 

 

 

 

 

 

読書/宮内優里

 

 

 

目が覚めるとそこには

活字の星が夜に浮かぶ

起きあがると本は剥がれ

普通の朝が部屋を包む

どこまで読んだか

覚えていないや

 

歯磨きする時にも

片手に本を持ちつづける

寝癖その他 めくるページ

むくれた顔が微笑むまで

小さな不安と 喜び今日もおはよう

 

扉開けて 紙の中へ

僕は友達がいる 別の世に

さあ進め進め指が作る

夢は光を超える

始まりはここから

 

目が覚めたらそこには

活字の海が夜に消えた

起きあがると本は落ちて

いつもの朝が外で喋るよ

 

ここまで読んだか

栞のノブを掴もう

 

扉開けて 紙の中へ

僕には妻がいるの 別の世に

さあ捲れ捲れ指が作る

夢は光を超える

いつの日もここから

 

 

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宮内さんの曲を聴きながら

仕込みをする1日。

歌詞入りの曲はこれしかなくて

葉山のLIVEで聴けたときはうれしかったな。

日常の微かな変化を見逃さないように

食材とやさしく向き合おうとおもう。